こんにちは!
ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
このブログでは、現役の薬学部6年生で薬局薬剤師としての内定をいただいた私の経験を活かして、薬局薬剤師になるためには「いつから就活を始めればいいのか?」などの内容を綴っていきたいと思います。

簡単に自己紹介です!!
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この記事は薬学部の方におすすめの内容になっています。
特に、薬局薬剤師を志望しているけれど、具体的に就活で何をすればいいのかわからないという方に向けた内容になります!!
就活系の記事や、薬学生の役立ち情報系などの他の記事も投稿しているので、ご覧いただけると幸いです!
就活全体のスケジュール

きっと皆さんが一番気になっているのは、「いつから就活を始めればいいのか?」ということだと思います!
ということで、4年生から就活の流れを簡単におさらいしました。
4年生: 基礎準備期間
- 目標: 専門知識の習得と自己理解を深めること。
- 活動内容:
- 4年生: 特に後半、薬局やドラッグストアなどの企業について調査。気になる企業の情報を収集。
5年生: 実務実習期間
- 目標: 薬局での実務経験を通じて業務内容を理解し、自分に合う職場環境を見極める。
- 活動内容:
- 春〜夏:
- 実務実習開始。調剤業務や在宅訪問業務を経験。
- 実習先の薬局で働く薬剤師と交流し、現場の魅力や課題を直接知る。
- 夏以降:
- 実習終了後、インターンシップや見学会の情報収集を開始。
- インターンシップ参加のために提出するエントリーシート作成に挑戦。
- 春〜夏:

実習の時期については人によって異なると思いますが、基本的には5年生の夏以降でインターンが徐々にスタートしていくイメージです。

すでに希望の企業が固まっている場合は、その企業のインターンには必ず参加するようにしましょう!
インターン経由で、早期選考という6年生の3月から始まる本選考よりも早く選考を受けることができます!
この早期選考は倍率が本選考よりも低く合格しやすいのでおすすめです!!
6年生: 本格的な就活開始
春(3、4月)
- 目標: 企業研究とエントリーシート作成を進め、就活を本格化。
- 活動内容:
- 企業説明会参加: 気になる薬局の企業説明会や採用イベントに出席。
- 自己分析深化: 実務実習やインターンの経験を活かし、自分の強みを明確化。
- エントリーシート作成: 志望動機や自己PRを具体的に記載。

5年生の時点でインターンに参加していると、自己分析とエントリーシートの作成がスムーズに行えますよ!!
夏(4、5、6月)
- 目標: 選考に集中し、内定を目指す。
- 活動内容:
- 選考プロセス: 面接やグループディスカッションに参加。
- 企業とのコミュニケーション: インターンで知り合った担当者とのつながりを活用。
- 内定取得: 内定を得た場合、国家試験合格を条件に最終手続きを進める。
秋〜冬(7、8月〜)
- 目標: 国家試験対策に集中し、内定先と進路調整を行う。
- 活動内容:
- 内定取得後、雇用契約や就職時期の調整。
- 国家試験合格のためのスケジュールを徹底管理。
国家試験後: 就職準備
- 目標: 社会人としての準備を整える。
- 活動内容:
- 国家試験合格発表後、内定先とオリエンテーションを進める。
- 社会人としてのマナーや必要なスキルを学ぶ。

以上が簡単な流れになります!
ステップごとの詳細

各ステップの意識してみてほしいことをまとめてみました!
情報収集(業界や薬局の特徴を学ぶ)
- 業界全体を理解する: 薬局業界全体の動向やトレンド(例:在宅医療、地域包括ケアシステムの重要性)を調べます。
- 薬局の種類を比較:
- 地域密着型: 小規模で地域住民との関わりが深い。
- 大手チェーン薬局: 組織体制が整い、全国的な配置転換やキャリアアップの可能性あり。
- 企業ウェブサイトや求人情報を見る: 薬局の理念や採用方針を確認。

興味のある薬局についてリストを作り、気になるポイントを書き出して整理すると効率的です。
実習や研究室の隙間時間に、スマホで企業のサイトなどを調べて、メモアプリにまとめていました!!
2. 自己分析
自己分析とは、自己の強み・弱みを見つけることです。自分が得意なことや、改善が必要な点を明確にします。

例えば、コミュニケーション能力、責任感などです。具体的なエピソードと合わせられると説得力が増しますよ!
- 過去の経験を整理する: 学業やアルバイト、実務実習で得た経験を振り返り、具体的なエピソードを用意。
- 目標を設定する: 「どんな薬局で、どのような薬剤師になりたいか」を具体化。
- 診断ツールを活用: 自己分析を支援するオンラインツール(例:ストレングスファインダー)を活用。

面接時に活用するためのエピソードを、状況、課題、行動、成果に沿って整理すると説得力が増します!

自己分析の方法については別記事にまとめているので、そちらも参考にしてください!
私が実際に使っていたエントリーシートの内容ものせています!!
3. インターンシップ参加(実際の職場環境を体験)
- インターンシップの情報収集: 薬局が提供するインターンシッププログラムの内容や日程を確認。
- 現場体験: 調剤業務、服薬指導、在宅訪問を通じて、業務の詳細を体感。
- 社員との交流: 現場で働く薬剤師に質問し、働き方や雰囲気を理解する。
- フィードバックを受ける: 自分の仕事ぶりについてアドバイスをもらい、改善点を把握。

インターンシップ後、気づきや感想をメモしておくと、その後の選考時に志望理由に活用できます!
実際のインターンで感じたことを盛り込むことで、内容に厚みが出るため説得力が増します!!
4. エントリーシート作成・提出
- 自己PRや志望理由を明確にする: 情報収集やインターンで得た経験を基に、自分の強みをアピール。
- 企業の求める人物像に合わせる: 各薬局が求める資質(例:地域密着型なら患者対応力、大手チェーンならマネジメント力)にマッチするよう記載。
- 具体例を入れる: 「実務実習でのエピソード」など、具体性を持たせた内容にする。
- 提出前に添削を依頼する: 友人やキャリアセンターにチェックしてもらう。

エントリーシートは論理的で分かりやすい文章にすることが大切です。
企業の求める人材をしっかり把握し、自分を売り込むことで通過率が圧倒的に上がります!!
5. 面接対策と内定獲得
- 予想質問への準備: 「なぜ薬局薬剤師になりたいのか」「在宅医療に興味があるか」など、よくある質問に対する答えを準備。
- 模擬面接を活用する: 実際の面接を想定した練習を行い、話すスピードや内容を確認。
- 身だしなみとマナーを徹底: 清潔感のある服装や礼儀正しい振る舞いを意識。
- 自信を持つ: 自己分析や準備を踏まえ、自分に自信を持って臨む。

面接では「患者さんに寄り添う姿勢」や「地域社会に貢献したい想い」を具体的に伝えると好印象を与えられるような気がしました。
いずれにしても、自分の言葉でうまく伝えられるように、試行錯誤しましょう!
実務実習との両立

ここからは、忙しい実務実習を乗り切るためのスケジュール管理方法をご紹介します!
優先順位を明確にする
- 就活タスクを細分化: 1日のうち短い時間(30分〜1時間)を就活のタスクに充てます。例えば、エントリーシートの1項目を完成させるなど、小さな目標を設定すると効率的です。
スケジュールを「見える化」する
- カレンダーアプリや手帳を活用して、実務実習と就活関連のタスクを一元管理。
- 実習スケジュールに合わせて、就活の時間を無理のない範囲で確保する。
勉強・作業時間をブロック化
- 朝の30分を自己分析や業界研究、夜の1時間をエントリーシート作成に充てる。

就活全体を通して、スケジュール管理はかなり重要になってきます!!
研究室と実習と就活とプライベートのスケジュールをうまく管理するために、カレンダーアプリは必須です!!
就活を効率よく進めるためのコツ
実務実習の経験を活かす
- 実務実習で得た経験や学びを、エントリーシートや面接で具体的にアピールする材料として活用。

薬局実習は薬局での体験になりますので、インターンと内容が被っていると言えます!
患者対応の経験、在宅医療に関与したエピソードなどをまとめておくと、就活でそのまま使うことができます!!
インターンや説明会は最小限に絞る
- 実習期間中は忙しいため、参加するインターンや説明会は厳選します。興味のある企業や薬局に絞り、効率よく情報収集を行いましょう。

私はインターンに参加しすぎて、スケジュールが破綻して軽く病んでしまった時期があるので、本当にいきたいところにだけ絞るようにしましょう!!
志望先を早めに決める
- 実務実習を通じて働きたい薬局のイメージを具体化し、早めに志望企業をリストアップ。これにより、限られた時間内で効率的にアプローチできます。

無理に絞る必要はありませんが、早めに決めるほうが内定自体は圧倒的に取りやすいです!
効率的に業界研究を進める
- 移動時間や休憩時間を活用し、企業のウェブサイトや薬剤師向け就活サイトを閲覧。
- 業界動向や企業の理念を理解し、選考準備を進める。

例えば、地域密着型を強みにしている薬局で、全国の患者さんに広く関わりたいということがないようにしましょうね!
キャリアセンターやサポートを活用する
- 大学のキャリアセンターや就職支援サービスを積極的に活用。エントリーシート添削や模擬面接など、時間を有効活用できる支援を受ける。
心の余裕を持つ工夫
無理をしない
- 実習も就活も100%完璧に行おうとせず、優先順位を見極めて無理のない範囲で進めます。
リフレッシュの時間を確保
- 忙しい中でも週に1度は完全にリフレッシュできる時間を作ることで、疲労の蓄積を防ぎます。

忙しいからこそ、プライベートや遊びの予定は意識的に組み込むようにしていました!
息抜きを入れるほうが効率が上がるので、良いのではないしょうか!
薬局選びのポイント

最後に、薬局選びをする上で注意するポイントです!
地域密着型薬局 vs チェーン薬局の特徴とメリット・デメリット
地域密着型薬局
- 特徴:
- 地域住民との密接な関係を築くことができる。
- 個人経営や小規模の薬局が多い。
- 在宅医療や介護と連携したサービスを展開する場合が多い。
- メリット:
- 患者との深いコミュニケーションが取れる。
- 地域医療への貢献を実感できる。
- 比較的少人数のチームで働くため、密な指導が受けられることが多い。
- デメリット:
- キャリアアップの選択肢が限られる場合がある。
- 福利厚生や教育制度が整っていない場合もある。
チェーン薬局
- 特徴:
- 全国展開している大手企業が多く、規模の大きい職場。
- 組織がしっかりしており、標準化された業務が多い。
- 多店舗展開による異動や転勤の可能性あり。
- メリット:
- キャリアアップの機会が豊富(管理薬剤師、店舗運営、エリアマネージャーなど)。
- 教育制度や研修プログラムが充実している。
- 福利厚生が整備されている場合が多い。
- デメリット:
- 患者との関係が地域密着型薬局ほど深くない場合がある。
- 異動が頻繁で、勤務地が安定しない可能性がある。
薬局見学でチェックすべきポイント
1. 職場環境
- 薬剤師やスタッフ間の雰囲気が良好か。
- 職場の清潔さや整理整頓状況を確認。
- 設備やシステムが整備されているか(例:最新の調剤機器、電子薬歴システム)。

薬局や会社など、いろいろな企業を見ましたが、私はそこの薬局や企業の人が、「自分と似ている感覚を持っているかどうか?」は重視していました!
2. 教育体制
- 新人研修やフォローアップ研修の内容。
- キャリアアップのためのサポート制度(例:学会参加、外部研修の補助)。
- 薬剤師として成長できる環境かどうか。

就職して終わりではありません。
そこから働く中で自分の腕を上げられる環境を選びましょう!!
3. 福利厚生
- 給与や賞与の内容が魅力的か。
- 有給休暇や産休・育休の制度が整っているか。
- 健康保険や退職金制度の充実度。

休日については、完全週休2日制かどうかを見るようにしていました!
また家賃補助があるかどうかも見ていました!!
4. 業務内容
- 調剤業務の割合(OTC販売がある場合はその割合)。
- 在宅訪問業務の有無と頻度。
- 店舗運営や経営に関わる業務がどの程度あるか。
5. 志望先の特徴
- 薬局の理念や地域医療への取り組み。
- 長期的に働ける環境かどうか。
- 志望薬局が自分のキャリア目標と一致しているか。
面接

選考が進んでいくと、面接をする機会が必ずあると思います!
初めはとても緊張すると思いますが、緊張しない人はいないので、自分らしく行きましょう!
それでも定員数との兼ね合いから、どうしても落ちてしまうこともあると思いますが、落ちた経験は必ず次の選考に活きていきます!諦めないように!

面接の頻出質問や対策について、過去の記事でまとめているので、そちらを参考にしてください!!
まとめ
本日の内容は以上になります。
薬学部の方で、薬局薬剤師になりたい!という方の助けに少しでもなれば筆者はても嬉しく思います!!

就活系の記事や、薬学生の役立ち情報系などの他の記事も投稿しているので、ご覧いただけると幸いです!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!
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