小説 「いい子」と「いい女」の残酷な違いとは?教科書には載っていない『雪国』のドロドロの人間模様を徹底解説!!
報われないと分かっているのに、どうしても抜け出せない恋愛。 相手は自分のことを「都合のいい存在」としてしか見ていないのに、それでも愛することをやめられない……。皆さんはそんな経験ありませんか?今回紹介する、ノーベル文学賞を受賞した川端康成の『雪国』は、高尚で難しい純文学なんかではありません。これは、「究極の傍観者(ダメ男)」と、彼に人生を搾取される「情熱的な女」の、あまりにも生々しく痛々しい恋愛の記録です。 読めば読むほど主人公の男に腹が立ち、ヒロインの不器用さに胸が締め付けられる。
