
こんにちは〜。
さて今回は、『あ!小林製薬』のCMフレーズでお馴染み。小林製薬の企業研究をおこなっていきたいと思います!!

小林製薬といえばニッチな製品や、かゆいところに手が届く商品展開をされている企業であるイメージが強いです!!具体的には、アイボンやケシミンクリーム、ブルーレットなどなど、さまざまな商品を展開されていますね!

さて、そんな『小林製薬』を今回は深掘りしていきたいと思います!!
今回の記事は、現在就職活動をおこなっている就活生や、小林製薬ってどんな会社なの?と思う人におすすめの記事になります!!

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それでは本編参りましょう!!
小林製薬の企業研究
1. 会社概要
小林製薬株式会社は、1919年に設立され、大阪市に本社を構える日本の大手製薬会社です。医薬品、口腔衛生品、衛生雑貨品、芳香消臭剤など、140以上のブランドを展開しています。
- 設立: 1919年8月22日
- 本社所在地: 大阪市中央区道修町4-4-10
- 代表取締役社長: 山根 聡
- 従業員数: 連結 3,534人 単体 1,645人(2023年3月31日現在)
- 資本金:34億5千万円

現在は150〜160のブランドを保有しているようですね!!
医薬品からスキンケア、健康食品、衛生雑貨、洗剤、芳香剤、など本当に多様な製品展開が印象的です!!
2. 経営理念と企業文化
経営理念

小林製薬の経営理念は、「耐えざる創造と革新によって新しい物を求め続け、人と社会にすばらしい『快』を提供する」ことです。
現在の経営理念は、1999年4月に従来の経営理念に、小林製薬グループの特徴の一つである、「創造と革新」および「Something New Something Different」の意味を加え、新たに作成したものです。
この経営理念にある、人と社会に向けた「快」の提供を追求することが小林製薬グループの存在意義であると考えています。

「創造と革新」および「Something New Something Different」の提供が追加されたんだね!
パーパス
見過ごされがちな お困りごとを解決し、人々の可能性を支援する。
一人ひとりの暮らしの中の見過ごされがちな「お困りごと」を発見し、今までにない「アイデアや技術」によって解決することで、健康で快適な生活の実現や、社会での活躍をサポートします。
この「お困りごと」によって妨げられる快適な生活や社会での活躍を「取り残された社会課題」ととらえ、その解決に貢献することで、人々の可能性を支援します。

『あったらいいな』というスローガンを掲げているだけあって、世の中にない商品の想像に価値観を置かれているのですね!!

その通りです!
小林製薬は少ない需要のマーケットで高いシェアを獲得する、ニッチ戦略を掲げており、大部分の人にとってはなくてもよいものに見えますが、特定のお困りごとを持つ人にとってはなくてはならないものの提供をすることを大切にしています!!
行動規範
並外れた顧客志向
私たちは常にお客さまも気づいていない必要なものを発見し、「あったらいいな」をカタチ(製品・サービス)にすることを、なによりも大切にします。
社員一人ひとりが主役
私たちはお互いを尊重し合い、一人ひとりの能力を向上させることが個人の成長だけでなく、会社の成長に繋がると信じています。
社会的責任の遂行
私たちは社会のルールにのっとり、フェアな企業活動(法令の遵守、倫理観の重視、環境保護)を大切にします。
株主尊重
私たちは「先義後利」を追求することで、最終的に株主に対して正当な利益を還元できると信じています。
行動原則
Something New / Something Different
私たちはアイデア・発想の切り口として、常に「なにかが新しく、なにかが違う」ということにこだわり行動します。
Simple、Clear、Speed
私たちは常に「単純で」「わかりやすく」「すばやく」ということを大切にして行動します。
自考、自決、自実、自責
私たちは仕事の前では平等の精神の下、問題解決に際しては指示を待つことなく、自ら考え、自ら決断し、自ら責任をもって率先して実行します。
チャレンジ精神
私たちは失敗を恐れ何もしないより、失敗しても新しいことに挑戦し続けます。

このフェーズでは、確実に存在する少ない需要に応える小林製薬の企業としての熱い思いが伝わってきました!!

すみません。
戦略について、もう少し詳しく教えていただきたいです!
戦略について

わかりました!
ここでは大きく4つに絞ってご紹介していきたいと思います!
『小さな池の大きな魚戦略』

既存の市場を『大きな池』と考えて、ここで魚をゲットするためには、つまりここに参入するためには激しい競争を勝ち抜き、その中で顧客のシェアを獲得していく必要がありますよね?

そこで小林製薬では、まだ小さな市場や、誰も見つけていない市場を発見して、そこで大きなシェアを獲得するという戦略をとっています。
小さな池の魚を独占するというイメージです!!

ほえ〜。あったまいいですね〜!
小林製薬の「耐えざる創造と革新によって新しい物を求め続け、人と社会にすばらしい『快』を提供する」ということを体現していますね。

『あったらいいな開発』

そんな新しい市場の開拓には、
1.顧客ですら気づいていないニーズを発見すること。『アイデア創出』
2.どこよりも早く、それを市場へ提供すること『スピード開発』
が大切です!!
『わかりやすさのマーケティング』

小林製薬の製品は、
『それがどんな商品なのか?』
顧客が一目でわかりやすいということも、特徴としてあげられます!!

具体的には、
1.ネーミング
2.パッケージ
3.広告
4.店頭
での工夫が見られますよね。
特にネーミングにはこだわりが見られます!!

販売・育成・定着

ファーストインクラスの商品展開をして、顧客ニーズを独占しながらも、圧倒的なTV広告やをします。
さらに、市場が大きくなってからも、優位性を保つために、先行者利益を生かした取り組みをします。
海外にも展開sて市場をさらに拡大します!!
3. 主な製品と事業内容

さて繰り返しになりますが、小林製薬はニッチ戦略に伴って、多様な製品展開をしていることが魅力の一つです。
ここからはそれを肌で感じてもらうために、ジャンル別に商品を貼っていきたいと思います!!

アマゾンや楽天に飛んでもらえるようにしているので、詳しい製品内容はそちらで見ていただけます。
医薬品
アンメルツヨコヨコは、肩こりや筋肉痛の緩和に効果があります。
特徴的なのは、塗りやすい「ヨコヨコ」ボトルで、背中や腰など手が届きにくい部分にも簡単に塗布できることです。

のどぬーるスプレーは、主に喉の痛みや炎症を和らげるために使用されます。
特徴的なのは、長いノズルが付いており、喉の患部に直接スプレーできることです。これにより、ウイルスや菌を殺菌し、喉の痛みを緩和します。
口腔衛生品

総入れ歯や部分入れ歯の汚れや臭いを効果的に除去し、除菌率99.9%を誇ります。
バイオ酵素が配合されており、入れ歯のヌメリや汚れをしっかりと分解します。

歯と歯の間や歯ぐきの境目にたまった歯垢や汚れを効果的に取り除くために使用されます。特に、歯ブラシでは届きにくい部分のケアに適しています。
- ホルダータイプ:持ち手が付いており、使いやすい設計。
- スルッと入るタイプ:細くてなめらかな糸を使用し、初めての方や歯間が狭い方でも使いやすい。
- Y字型タイプ:奥歯にも簡単に使える設計。
- キッズ用:子どもの小さな口にもフィットするデザイン
雑貨品

熱さまシートはみなさん1度は使ったことありますよね!!
発熱時や暑さ対策に使用され、冷感ツブが配合されたジェルが熱を吸収して冷却効果を発揮します。以下のようなバリエーションがあります。
- 赤ちゃん用:0~2歳向けで、無香料・無着色・弱酸性なので肌に優しい。
- こども用:大人用よりも小さく、メントールの量が少ない。
- 大人用:こども用よりも大きく、メントール量が多い
赤ちゃん用もあるのはご存知でしたか?
健康食品
スキンケア

こんなにたくさんの自社ブランドを持っている企業って、小林製薬以外で聞いたことないです。。。凄すぎる。

そうですね。これはまだまだ本の一部に過ぎません。
また小林製薬のすごいところは、ただ数が多いだけではなく、名前を聞いたら知っているというものが多いということだと思います。
これが小林製薬の製品力の高さを裏付けていると感次ます!!
4. 競合企業との比較

ところで、小林製薬の競合ってどこになるんでしょうか?
小林製薬の競合企業としては、Kao、ユニ・チャーム、ライオンなどが挙げられます。
そんな競合に対抗して、小林製薬は、ニッチ戦略を採用し、人々の潜在的ニーズを捉えた製品開発で高いシェアを維持しています。

ここからは小林製薬の強みをおさらいしていきたいと思います!
小林製薬の強み
海外市場への進出 小林製薬は、米国、中国、東南アジアなどの海外市場への進出を強化しています。これにより、国内市場が飽和状態にある中でも成長を続けることができています
ニッチ戦略 小林製薬は、「あったらいいなをカタチにする」というニッチ戦略を採用しています。これは、消費者の潜在的なニーズを捉え、新しい市場を開拓することを目指しています。この戦略により、他社が手を付けていない分野で高いシェアを獲得しています。
独自の製品ネーミング 小林製薬の製品は、分かりやすくユニークなネーミングが特徴です。例えば、「熱さまシート」や「ブルーレット」など、消費者に親しみやすく覚えやすい名前を付けることで、ブランド認知度を高めています。
社員提案制度 小林製薬は、社員全員が経営に参加する「社員提案制度」を導入しています。この制度により、社員一人ひとりがアイデアを出し合い、製品開発や業務改善に積極的に取り組むことができます。これにより、創造性と革新が促進され、常に新しい価値を提供し続けることが可能です。
高い収益性 小林製薬は、高い収益性を維持しています。例えば、2023年の営業利益は連結182億6,000万円であり、競合他社と比較しても高い水準にあります。これは、新製品の開発や既存製品の改良による売上増加が寄与しています。
5. 最近のニュースとトレンド
近年、小林製薬は海外市場への進出を強化しており、米国、中国、東南アジアでの売上が拡大しています。
また、国内市場が飽和状態にある中で、新たな需要喚起を目指した高付加価値製品の開発にも注力しています。
米国市場
- 米国拠点の拡張: 小林製薬は、米国ジョージア州にある生産・倉庫エリアの拡張建設を開始しました。これにより、カイロの生産能力を増強し、物流の効率化を図る予定です。
- 製品展開: 米国市場では、カイロや一般医薬品、スキンケア用品などを販売しています。特にカイロは米国市場で高いシェアを誇っています。
中国市場
- 製造拠点: 中国には3つの製造拠点があり、現地での生産と販売を行っています。中国市場では、冷却シートや外用消炎鎮痛剤などが人気です。
- ブランド認知度: 小林製薬のブランドは中国国内で高い認知度を持ち、今後も成長が期待されています。
東南アジア市場
- 主要国での展開: シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムなどで製品を販売しています。これらの市場でも、冷却シートや消炎鎮痛剤が主力商品です。
- 市場拡大: 東南アジア市場での販売チャネルを拡大し、現地のニーズに合わせた製品開発を進めています。
小林製薬は、2030年までにグループ連結売上高2,800億円(うち国際事業900億円)を目指しており、海外市場での成長を重要視しています。
紅麹サプリメントの健康被害
- 健康被害の発生: 小林製薬の紅麹サプリメントを摂取した一部の消費者に腎障害などの健康被害が報告されました。これにより、製品の自主回収が行われています。
- 原因究明: 調査の結果、紅麹サプリメントに含まれていたプベルル酸やその他の化合物が腎毒性を持つ可能性があることが判明しました。
- 対応と補償: 小林製薬は被害者への補償や製品回収に取り組んでおり、健康被害に関する調査を続けています。
まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?
以上で今回の記事は終わりになります!
小林製薬は、「お困りごと解決」を企業理念に掲げ、創造性と革新を重視した製品開発を行うリーディングカンパニーです。ニッチ戦略や独自の製品ネーミング、社員提案制度などの強みを活かし、消費者の潜在的なニーズに応える製品を提供しています。また、高い収益性を維持しながら、海外市場への進出を積極的に進めることで、持続的な成長を実現しています。
特に、日常生活での小さな困りごとを解決する製品は、多くの消費者から高い評価を得ており、今後も新しい価値を提供し続けることが期待されます。小林製薬の企業研究を通じて、その強みや特徴を理解し、就職活動やキャリア選択の参考にしていただければ幸いです。
ということで本日は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう!!
バイバーイ。
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