
はいどうも、みなさんこんにちは〜!
本日もブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
本日の記事は漢方薬でお馴染みの『ツムラ』の企業研究記事になります!!

ここまで取り扱ってきた企業研究記事は、製薬会社の『アストラゼネカ』、『ロート製薬』や、ヘルスケア業界から『小林製薬』『第一三共ヘルスケア』『大塚製薬』などでした。
今回は漢方薬を取り扱っている会社ということで少しいつもと雰囲気が違いますね!!楽しみです!

そうですね。
『ツムラ』というと漢方薬のリーディングカンパニーというイメージが私自身も強く、そのイメージは概ね間違っていませんが、今回の記事ではさらに深掘りしていきたいと思います!!
それでは早速本編どうぞ!!
今回の記事は漢方薬メーカー『ツムラ』の企業研究記事になります。
現在就活をされている方、企業研究や面接対策をされている方など、『ツムラ』についてもっと知りたい人におすすめの記事になります!!

目次
会社概要

- 会社名: 株式会社ツムラ
- 本社所在地: 東京都港区赤坂二丁目17番11号
- 創業: 1893年(明治26年)4月10日
- 設立: 1936年(昭和11年)4月25日
- 資本金: 301億42百万円(2024年3月31日現在)
- 従業員数: 連結:4,138名(2024年3月31日現在)
- 事業内容: 医薬品(漢方製剤、生薬製剤他)の製造販売
- 主要製品: 漢方薬、医療用漢方製剤、一般用漢方製剤
企業理念:
- プリンシプル「順天の精神」
- パーパス: 「一人ひとりの 、生きるに 、活きる。」
経営理念
- 経営理念: 自然と健康を科学する
- サステナビリティビジョン 自然と生きる力を、未来へ 。
経営ビジョン
TSUMURA VISION “Cho-WA”2031
“Cho-WA”(調和)のとれた未来を実現する企業へ
- 海外事業: 中国・米国を中心にグローバルに事業を展開
研究開発
研究開発の概要
ツムラの研究開発は、漢方製剤の有効性・安全性を科学的に証明し、標準治療としての地位を確立することを目指しています。具体的には以下のような取り組みを行っています。
研究開発の主な取り組み
- エビデンスの集積: 漢方製剤の有効性・安全性を示すエビデンスを集積し、診療ガイドラインへの収載数の拡大や推奨度の向上に力を入れています。
- 個別化医療: 一人ひとりに最適な漢方治療を提供するため、基礎研究・臨床研究を通じて漢方薬の効果の差異を検討し、個人差の解明に取り組んでいます。AI漢方診断サポートシステムの開発も進めています。
- 未病研究: 発病前の健康状態である「未病」に対する研究を推進し、予防医療の観点からのアプローチを強化しています。
- 海外展開: 米国における大建中湯の開発を進めており、術後イレウス(POI)治療薬としての承認取得を目指しています。
具体的な研究プロジェクト
- KAMPOmics®: メタボロミクス、遺伝子、腸内細菌、システムバイオロジーなどの先端技術を組み合わせ、漢方薬の効果を統合的に理解するための独自の研究体系です。
- AI漢方診断サポートシステム: 漢方の「証」を科学的に診断するシステムを構築し、AI・機械学習を活用して漢方診断の客観化と自動問診の精度向上を図っています。
研究開発


ツムラの研究開発は、国内外で高く評価されており、数多くの学術論文や臨床試験の成果が発表されています。これにより、漢方薬の信頼性と普及が進んでいます!!
主な取り組み
- エビデンスの集積: 漢方製剤の有効性・安全性を示すエビデンスを集積し、診療ガイドラインへの収載数の拡大や推奨度の向上に力を入れています。
- 個別化医療: 一人ひとりに最適な漢方治療を提供するため、基礎研究・臨床研究を通じて漢方薬の効果の差異を検討し、個人差の解明に取り組んでいます。AI漢方診断サポートシステムの開発も進めています。
- 未病研究: 発病前の健康状態である「未病」に対する研究を推進し、予防医療の観点からのアプローチを強化しています。
- 海外展開: 米国における大建中湯の開発を進めており、術後イレウス(POI)治療薬としての承認取得を目指しています。
具体的な研究プロジェクト
- KAMPOmics®: メタボロミクス、遺伝子、腸内細菌、システムバイオロジーなどの先端技術を組み合わせ、漢方薬の効果を統合的に理解するための独自の研究体系です。
- AI漢方診断サポートシステム: 漢方の「証」を科学的に診断するシステムを構築し、AI・機械学習を活用して漢方診断の客観化と自動問診の精度向上を図っています。
研究開発の成果
ツムラの研究開発は、国内外で高く評価されており、数多くの学術論文や臨床試験の成果が発表されています。これにより、漢方薬の信頼性と普及が進んでいます。
事業内容
- 漢方・製薬事業: 漢方原料生薬の栽培・調達、研究・開発、製造、品質管理、流通、漢方の普及活動、情報収集など。
- 海外事業: 中国・米国を中心にグローバルに事業を展開。米国では「大建中湯(ダイケンチュウトウ)」の開発・上市にチャレンジし、中国では飲片(刻み生薬)事業、分析研究事業および中成薬事業に取り組んでいます。
業績

ツムラの2024年3月期第3四半期の総売上高は1158億円で、純利益は161億円でした。国内事業と中国事業からの収益によって構成されています。
業績の概要
ツムラは、2024年度第2四半期(中間期)において、前年同期比で大幅な増収増益を達成しました。以下に主要な業績指標を示します。
主要業績指標
- 売上高: 890億円(前年同期比 +18.3%)
- 営業利益: 210億円(前年同期比 +106.4%)
- 経常利益: 234億円(前年同期比 +84.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 175億円(前年同期比 +94.4%)
セグメント別業績
国内事業
- 売上高: 799億円(前年同期比 +20.9%)
- 医療用漢方製剤129処方の売上高が21.0%増加し、771億円に達しました。
- 一般用漢方製剤等の売上高は27.1%増加し、22億円となりました。
中国事業
- 売上高: 91億円(前年同期比 -0.8%)
- 飲片(刻み生薬)の売上高は40.2%増加しましたが、原料生薬の売上高は5.7%減少しました。
財務状況
- 総資産: 4,534億円(前連結会計年度末比 +252億円)
- 負債合計: 1,296億円(前連結会計年度末比 -33億円)
- 純資産合計: 3,239億円(前連結会計年度末比 +285億円)
- 自己資本比率: 64.9%(前連結会計年度末比 +1.7ポイント)
業績見通し(2025年3月期)
- 売上高: 1,850億円を見込んでいます。
- 国内医療用漢方製剤の販売数量増加と薬価改定による販売金額の増加が見込まれています。
- 中国事業の売上高は216億円を見込んでいます。
- 営業利益: 395億円(前年同期比 +97.3%)
- 経常利益: 395億円(前年同期比 +68.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 285億円(前年同期比 +70.6%)

ツムラは、国内外での事業拡大とともに、研究開発や設備投資にも積極的に取り組んでおり、今後も持続的な成長が期待されています。
社員の待遇
- 平均勤続年数: 18.1年
- 平均年収: 567万円
- 平均残業時間: 1ヵ月あたり10.0時間
- 平均ボーナス額: 134万円
社風
ツムラは、社員の定着率が高く、長期的に安定して働ける職場環境を提供しています。また、漢方薬の普及活動や医療従事者へのプロモーション施策を積極的に行い、漢方医学の確立を目指しています。
- 人材育成: ツムラは「企業は人なり」という考えのもと、社員の成長を重視しています。社内の人材養成機関「ツムラアカデミー」を通じて、社員の能力開発やリーダーシップ育成に力を入れています。
- 対話の文化: 社内では「上質なコミュニケーション」としての対話を重視し、社員同士が目的や価値を共有しながら協力し合う文化が根付いています。
- ダイバーシティ&インクルージョン: 多様な視点や価値観を尊重し、全ての社員が活躍できる環境を整えています。これにより、社員一人ひとりの潜在能力を引き出し、組織全体の成長を促進しています。
- 漢方薬的組織: ツムラは、各部門や社員がそれぞれの役割を果たしながら調和を図る「漢方薬的組織」を目指しています。これにより、組織全体が一体となって大きな成果を生み出すことを目指しています。
まとめ
株式会社ツムラは、130年以上の歴史を持つ漢方薬品メーカーであり、自然の叡智を科学することで人々の健康に貢献しています。
ツムラの企業文化は「順天の精神」に基づき、社員一人ひとりの成長と協力を重視しています。
また、研究開発においては、漢方薬の有効性・安全性を科学的に証明し、個別化医療や未病研究など先進的な取り組みを行っています。
ツムラの業績は、国内外での事業拡大とともに順調に成長しており今後も持続的な成長が期待されています。社員の待遇や企業文化も魅力的であり、就職先としても非常に魅力的な企業です。
就活生にとって、ツムラは漢方薬の分野でのキャリアを築くための素晴らしい選択肢となるでしょう。この記事が、ツムラについての理解を深める一助となれば幸いです。

本日の記事は以上になります!!
それでは次回の記事でまたお会いしましょう!
さよーならー!!
参考URL
- 株式会社ツムラ 公式サイト – 会社情報
- 株式会社ツムラ 公式サイト – 研究開発
- 株式会社ツムラ 公式サイト – 決算ハイライト
- 株式会社ツムラ 公式サイト – 企業理念
- 株式会社ツムラ 公式サイト – 組織・人的資本政策基本方針
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