本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます!
村上春樹は日本を代表する作家であり、その独特な世界観が多くの読者を魅了しています。
しかし、初心者にとって難解な村上春樹は、手がつけにくい印象もあると思います!

そこで本記事では、読みやすさを基準にした村上春樹さんのおすすめの作品を、年間200冊以上読む私がランキング形式で紹介します!
この記事は、村上春樹を読んでみたいけど、どれがいいのかわからない!という方におすすめの内容になっています!
目次
村上春樹作品の魅力
はじめに、村上春樹さんの作品の魅力を初心者の方に向け、あえて3点に絞ってみました!
3点にまとめること自体がナンセンスだと言われてしまいそうですが、参考程度にご査収よろしくお願いいたします。笑
独特な世界観
- 現実と非現実が交錯する物語が、読者の想像力を掻き立てます。

彼の作品には、他の作家さんの作品にはみられないような夢の中にいるような心地の良い浮遊感があります。
SFか?と言われると全く違いますし、純文学的なジャンルにはあまりないような超常現象的なところも頻繁に見られる。という、かなり特殊な仕上がりであり、それが彼の作品の魅力の一つだと感じています!
普遍的なテーマ
- 愛、喪失、孤独など、誰もが共感できるテーマを深く掘り下げています。

村上春樹さんの小説は短編から超長編まで多岐に渡ります。
またエッセーなども描かれており、作家としての裾野がとても広いということがわかります。
一方で、彼の作品には小説でもエッセーでもなんでも、一貫性のある愛や孤独というようなメッセージ性が感じられることに特徴があると感じています!
彼のこの考え自体にどこか開き直りのようなものを感じ、現代社会の鬱屈とした空気感から逃れさせてくれる、そんな空気感が私が彼の作品に魅力を感じる理由うのひとつです!
シンプルで美しい文体
- 読みやすさと文学的な深みを両立させた文章が、多くの読者を魅了します。

村上春樹さんの作品は読みやすいリズムのようなものが存在しています。
具体的には作品の中に日々の生活の中にあるような緩急があるため、簡単にいうとメリハリがあって、読んでいて飽きが来にくいです。
私自身、簡単な超短編を書くのですが、彼の文体はとても参考にさせてもらっているので、作家志望の方は技術的な側面でも彼の文章はとても参考になると感じています!

ランキング

それでは、具体的なランキングに移りたいと思います!
1位: ノルウェイの森

『ノルウェイの森』の魅力は、青春の苦悩や愛、喪失を繊細に描いた物語にあります。村上春樹独特のシンプルで美しい文体が、登場人物の心情や時代背景を鮮やかに映し出し、多くの読者の共感を呼びます。
- シンプルな文体と感動的な青春物語。
- 初心者にも親しみやすく、村上春樹の魅力を存分に感じられる作品。

初心者にはあまり薦める人がいないのですが、私は逆におすすめしたいと思います!笑
私が大学生であり、身近に感じる設定が良かったと思いました。
このブログの読者層は10代〜30代の方が多いので、私と感覚が近い方が多いのかな?と感じたため1位にしてみました!
映画化もされている、村上春樹さんの代表作と言ってもいい傑作ですよ!
2位: 風の歌を聴け

『風の歌を聴け』の魅力は、村上春樹文学の原点ともいえるシンプルで軽快な文体と、喪失感や孤独をテーマにした内省的な物語です。主人公「僕」と友人「鼠」のひと夏の出来事を通じて、青春の儚さや人間関係の微妙な距離感が描かれています。短めの長編で初心者にも読みやすい作品です。
- 村上春樹のデビュー作で、軽快なストーリー。
- 短めの長編小説なので気軽に楽しめる。
3位: スプートニクの恋人

『スプートニクの恋人』の魅力は、孤独と繋がりをテーマに、宇宙の比喩を通じて描かれる独特な世界観にあります。登場人物たちの複雑な関係性や、現実と幻想が交錯する物語が、読者に深い余韻を残します。
- 恋愛と孤独をテーマにした読みやすいストーリー。
- 感情移入しやすい内容で引き込まれる作品。
4位: 海辺のカフカ

『海辺のカフカ』の魅力は、現実と非現実が交錯する独特な世界観にあります。15歳の少年カフカと老人ナカタという対照的な主人公が、それぞれの旅を通じて繋がり合う物語が展開されます。
- 少年の成長と幻想的な物語。
- 長編ですが、ストーリーの引き込み力が抜群。

『海辺のカフカ』の魅力は、現実と非現実が交錯する独特な世界観にあります。
筆者が村上春樹を読んだのが、今作が初めてだったということと、当時っ中学生だったということで思い出深いです!笑
5位: 神の子どもたちはみな踊る(短編集)

喪失感や孤独をテーマにした短編が連作形式で描かれている作品です。
阪神・淡路大震災などの社会的背景を織り込みながら、登場人物たちが心の傷や暗闇を乗り越えようとする姿が印象的です。
- 短編で気軽に読める一冊。
- 多彩なテーマが詰まった作品で村上春樹の魅力を幅広く楽しめます。

短編なので、単純に短くて初心者の方に読みやすいのではないか?と感じています!
村上春樹の作品があまり好きではないという方も、これだけはいけたという人が多く、入門としてはいいのではないかな?と感じています!
まとめ
本日の内容は以上になります!
個人的にはトップ2の『ノルウェイの森』や『風の歌を聴け』が特に初心者にはおすすめしたい作品です!!
村上春樹の世界観を体験しながら、読みやすさも兼ね備えたこれらの作品で、村上文学にぜひ触れてみてください!
それでは最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!!
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