こんにちは〜。
みなさま、本日もお勤めご苦労様でございます。
先日皆様にご報告させていただいたのですが、簿記の2級にこの度合格しましたので、これから簿記の2級を取ろうと思われている方の助けに少しでもなれば嬉しいなということで、私が実際に合格した勉強方法をご紹介させていただきたいと思います。
私が簿記2級に受かった勉強法
はじめに
今回ご紹介する方法は完全に独学になってしまいますので、人それぞれもっと効率のいい方法はきっとあるのだろうと思いますが、少なくとも私はこの方法で合格はしましたので、参考程度にご覧になっていただければ幸いです。
また私は日商簿記の3級は持っていません。というよりも、いまいち勉強が捗らず落ちました。笑
しかし、それが糧となって2級に最終的に受かることができましたので、3級を飛ばして2級を受けようかなと考えている方は特に参考になるのかもしれません。(それ以外の方ももちろん参考になると思います。読んでください。頼みます。笑)
大まかなステップ
まず大まかな手順イメージですが以下です。
1 参考書を読んで理屈を理解する。
2 理屈を理解しているか確認の意味も込めて基本的な問題を解いてみる。
3 過去問を解いてみて必要な知識と不必要な知識を判別する
4 参考書を再度確認して必要だが理解できていない分野をもう一度読み込む。
5 3に戻る。(以降時間が許す限り繰り返す。)
ではここからは各ステップを深掘りしていきたいと思います。
手順1
まず手順1で使用した参考書です。(Amazonのリンクを貼っておきますのでレビューなどもご覧になってください。)
滝澤ななみさんの「簿記の教科書」の商業簿記と工業簿記の二冊を使用しました。
理由としては簿記の教科書関連を調べてみたところ、滝沢さんの参考書はわかりやすいという評判が軒並みだったので、それに前に習えをした形です。笑
またこの後同じシリーズの問題集へ接続しやすいからというのもあります。
参考書を選ぶにあたり、実際に本屋さんに行ってネット上で良いとされる参考書を一通り眺めてみましたが、図解が多いということに合わせて、完全に初学者に向けて書かれていましたので、私のような人間に親切丁寧だというふうに感じました。
こちらの参考書をまず1週間かけて気合いで二冊とも読み通してください。
おそらく初めはいまいち実感が湧きづらいため少し読むのが辛いと思います。しかしこの最初の一歩がむしろ1番の難関だと思います。頑張ってください。
また1週間は短いと感じた方もいらっしゃると思いますが、この1段階は2段階目の基礎問題を解くための布石の段階にあたるので完全に理解しなくて全然オッケーです。感覚的には50%くらいの理解で良いです。とにかく全て読み切ってください。笑
手順2
さてこちらを読み終えたら手順2の段階です。使う問題集はこちらになります。
2段階では1段階で勉強した知識をアウトプットしてつ合える知識にしながら実際にどのような問題が出されるのかのイメージをつけていく段階になります。
先ほどの1段階は50%ほどの理解度で良いと言いましたが、こちらの2段階については問題を解いた後にしっかり回答を読み込んでください。おそらく初見ではあまり解けないと思いますがそれは仕方がないことです。重要なこととしてはどのような問題が実際出るのかということを的確に見破るということです。
解答をある程度正確に読みながら進めてもらって、1周回したら、もう1周してください。今度はなるべく自力で解けるように時間はかかっても良いのでじっくり解いてみてくださいね。
ちなみに私は2周目が終わってもまだ理解が甘いという感覚がしましたので、3周目を解きました。この辺りは各々が自分の手で解答を再現できるようになるまで回数を重ねてください。
個人的にはこの2段階が肝だと思っています。
3段階で過去問を解いていきますが、過去問では得点を取ることに特化して、取る問題と捨てる問題に分けるので特に実務で使われる方は2段階目が大切だと考えます。
手順3〜5
では、いよいよ3段階の過去問演習です。
私が使った参考書はこちらです。
いよいよきましたね。実質の最終段階になります。
端的にいうと、12回分の本試験形式の問題が載っています。
簿記の2級では本試験の問題が5問構成になっています。
商業簿記の範囲から3問、工業簿記の問題から2問です。
工業簿記は人によるところもあると思いますが私の場合は得点源でした。できれば完全解答を目指したいところです。理由としては確かに難しいのですが、おそらく3級では工業簿記が範囲外なので、見慣れていないという意味で難しいということなのだろうと思います。しかし私は3級に落ちているので逆に関係ありません。笑
また工業簿記の問題パターンは非常に少ないような印象がありました。
この二点から私は工業簿記をほぼ完全解答しました。
そして商業簿記の範囲ですがおそらく皆さんが頭を抱えるのは連結会計の分野だと思います。私もそうでした。笑
ここで告白しますが(愛の告白ではありません。)私は正直にいうと連結会計の理解がやや甘いです。
何を言いたいかというと、工業簿記をほぼ満点取れた場合、40点得点できるという計算です。つまり70点で合格の試験なので商業簿記の分野では半分取れれば受かるのです。笑
そして商業簿記の1問はかなり簡単だと思います。ここは完全解答してください。
この場合、大問2でそこそこ善戦することができれば連結会計を完璧に理解していなくても簿記2級には受かるというわけです。どうですか?ずるいでしょう?笑
とはいえ大問2は割と出題される問題のパターンが幅広いです。
だから2段階を重要視していたわけです。2段階である程度の地固めができていれば大問2は凌ぐことができます。
また大問2を凌げる人は大問3の連結会計で十分な部分点を得点できます。
これらを意識して3段階の問題演習をこなしてください。
私は2周半して受けたネット試験で合格することができました。
繰り返せるだけ繰り返すことが望ましいと思います。
3段階でも解答はきっちり読み込んでください。
3段階で演習を行い、意味不明だった解説については1段階に戻り参考書を読んでみてください。すごく内容がわかるようになっていると思います。
参考書を読み終えたら2段階目の問題集をもう一度その分野について重点的に解くと良いと思います。
ある程度自信がついたら、3段階の問題演習を再度行なってください。以下、これの繰り返しになります。
私はこの方法で6月の末ごろに勉強を始めて10月の初めに受かりました。
私の方法はたくさんあるうちの一つでしかないのだろうと思いますから、各々にあった方法で取り組むことが何においてもきっと大切であると思いますが、一部でも参考になれば嬉しいです。
皆さんぜひ頑張ってください。
恐縮ですが応援しています。
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