こんにちは〜♫
本日もブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
さて今回は、辻村深月さんが大好きな私が、僭越ながら皆様に読んでいただきたい3冊をご紹介したいと思います!!
辻村深月さんの作品は、本当に数多く存在していて、作風のバリエーションもいくつか存在するので、選ぶのが大変でしたが、苦しくもなんとか3つに絞りました!!
この記事は約10分くらいで小説家の辻村深月さんのおすすめ作品をご紹介する記事です。
特に、恋愛系のミステリーが好きな人、辻村深月ファンの方におすすめです!!
辻村深月さんのその他の記事も、よろしくお願いします!!
Twitterやインスタもやっているのでみてね〜!!
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目次
はじめに
作家の辻村深月さんは『鍵のない夢を見る』で直木賞、『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞しています。また、映像化された小説も多く、最近だと藤ヶ谷太輔さん、奈緒さんが主演で『傲慢と善良』が映画化されています!!
彼女の作品は、ミステリーやサスペンスを中心に、心理描写が深いことが特徴的ですよね!
ドラえもんの映画の脚本を書かれていたことは、筆者も知りませんでした!
オススメ3選!!
傲慢と善良
ということで、まずはこれでしょう!!
2024年9月から現在、映画公開中になります!!
あらすじ
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》
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こんな人にオススメ!
恋愛の悩みがある人!
異性のものの感じ方に疑問がある人!!
読書感想文
物語は、主人公の架の恋人である真実が、突然失踪するところから始まります。
前半では、失踪後の出来事が架の視点から描かれ、後半では真実の視点から物語が進行します。
最終局面では、二人が再会し、どのような結末を迎えるのかが描かれます。
辻村さんの鋭い人間観察力と、それを巧みに言葉にする力が光っていますね!!
特に、女性同士の微妙な関係性や、多くの人が経験したことのある嫌な空気を見事に描写する辻村さんのスタイルが最高でした!
見どころ
この物語では、恋愛的なニュアンスで他人のことを評価するときに、その相手のことを何点くらいに見積もるのか、また見積もる自分自身は自己評価として何点くらいであると考えているのか、ということが話のひとつ大きなテーマです。
「自分の評価を何点だと思うか?」と聞かれたとき、多くの人は実際に思っている点数よりも低い点数を答える傾向がありますよね!!
そのとおりですね!
これは無意識のうちに行っていることだと思いますが、この不自然な謙虚さが、他人を評価する際に悪影響を及ぼすというのが、この話で辻村さんが最も伝えたかったことではないかと感じました。
タイトルと合わせて、このような観点で読んでもらうと、よりこの作品を楽しんでもらえるのではないかなと感じました!
凍りのくじら
続いてこちら!!
あらすじ
辻村ワールド、最高傑作登場
高校2年、芦沢理帆子――。「家に帰れば、本が読めるから」誰と話しても、本気で楽しいと思えたことがなかった。あの光と出会うまでは。
「この物語は辻村さんの小説の中でも特別な感じがする。」――瀬名秀明<「解説」より抜粋>
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。
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こんな人にオススメ!
自分の世界観がある人!
読書感想文
この物語は、主人公の理帆子が様々な経験を通じて成長していく姿を描いています。
全体として、成長と自己発見の物語であり理帆子の成長を通じて、自分自身を見つめ直す機会を、得ることができますね!!
物語の進行につれて、父親のことを正しく認識していくにつれて恋人との変化していく関係性が印象的に描かれていました。
見どころ
私は、主人公のリホコとその恋人の岩尾の物語が進むにつれての変化に見どころを感じました!
元々、この2人は周囲と意図的に距離を置き、自分の世界に籠ることで通じ合ったという経緯があります。つまり、この二人は元来はまさに表裏一体の存在です。
表裏一体かあ〜。
似たもの同士なんだね!!
この物語では、この二人の接触が要所要所で描かれていきますが、物語が進むにつれて、リホコは物語の中での様々な経験を通じて、自分が単に小さな存在であることを徐々に受け入れ、その上で成長していきます。
一方で、岩尾は自身の弱さや脆さと向き合うことができずに最終局面を迎え、この2人の関係や心境が最終局面でで、どのような結末を生むのかということに注目して見でほしいと感じました!
図書室で暮らしたい
最後はこれ!
あらすじ
辻村深月の“好き”は無限大!
辻村深月が好きな小説、漫画、アニメ、音楽、映画、美味しいもの……etc.
読めば、辻村ワールドがもっと好きになること間違いなし!
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こんな人にオススメ!
作家さんの日常や、辻村深月さんの人間像そのものに興味がある人!
読書感想文
こちらは小説ではなくエッセーになります。
エッセーですか!!
たくさんの小説を書かれている辻村さんですから、3冊とも小説からの選出だと考えていので、意外な選出でした!
おっしゃるとおりで、多種多様な物語を描かれる辻村さんだからこそ、人間性や考え方に、より直接的に触れることができる作品に価値があると思い、こちらをご紹介させていただきます!!
またこのエッセーは、私が辻村さんの作品に、傾倒するきっかけになりました。
見どころ
多くのエッセーが綴じられている本作ですが、私が最も印象的だったのは、アニメのアンパンマンに登場する悪役でお馴染みの、バイキンマンの悪の哲学に対する辻村さんの考察です。
バイキンマンの哲学?
チョットナニイッテルカワカラナイ。。。
アンパンマンの世界では、仮にバイキンマンがこれまでの悪事を誠心誠意、アンパンマンサイドに謝れば、快く許してくれる世界線であるけれども、バイキンマンはそういったことを行わず、また寧ろ、アンパンマンのように誰からも好かれる太陽のような存在そのものを忌み嫌っているということに、彼のポリシーを感じるという辻村さんのものの考え方に私は感動しました。
なるほど、確かに。
バイキンマンは、ポリシーを持って取り組んでいる感じがしますもんね!!笑
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回取り上げた作品は、本当にたくさんある辻村作品のうちのほんの一部に過ぎません。
今回取り上げたもののうち気になったものがありましたら嬉しく思います。
それでは、本日のブログは以上になります!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!
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