こんにちは〜♪
毎度、ご無沙汰しております。笑
ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
さて本日は、年間200冊以上の本を読む読書家の私が、大好きな作家の1人である湊かなえさんの作品から、個人的に皆様にお勧めしたい作品を3つ選んでみました!
好きな作家さんの小説3選の記事はほかにもあるので、よろしくおねがいします!!https://pedenodailyblog.com/年間200冊以上読む私がおすすめする、辻村深月の/
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特に、深い話が好きな人やミステリー好きな人におすすめです!!
ボカロも作ってるので、聞いてね〜!!
・ストリーミング配信中
目次
はじめに
湊かなえさんといえば、『イヤミスの女王』(イヤ~な気分になる後味の悪いミステリーのことです。)という異名で有名な小説家さんです!!
彼女の作品の多くがドラマや映画化されており、その小説の面白さや、人気の高さが伺えます。
そんな彼女の数ある作品の中なら独断と偏見盛り盛りで選びました!
それでは早速どうぞ!
オススメ3選
母性
あらすじ
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。(解説・間室道子)
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こんな人にオススメ!
母親や娘との関係に悩んでいる人!
読書感想文
冒頭から、倒れた女子高生を起点に展開されていくストーリーであり、そこに至るまでの経緯をその母親の手記と、娘の回想と言う2視点から描くことで、いまいち信用することができない2人の目から見たストーリーが、ミステリーとても面白いと感じました!
2人の視点から物語全体を通して、同じ出来事に対する娘と母親の受け取り方が全く異なっており、本来はお互いがお互いのことを思っているはずなのに、噛み合った解釈をしておらず、徐々にズレていく様子がとても印象的でした。
見どころ
この物語では娘と母親の関係にフォーカスを当てられており、それについての筆者の鋭い考察が、ストーリーの中に組み込まれています。
娘、母親、祖母の3世代の間で広がる互いの印象の描き方が見事であり、特に自身の母親に対する絶対的な信頼感から来る価値観の悪い意味での模範解答のような存在であることが、この物語の発端であり、最終的に問題点を解決しきれないことの原因でもあると感じました。
この3世代の関係以外の、結婚相手の家族との関係性もとても生々しく、リアリティがある分、没入感がすごかったです!!
Nのために
あらすじ
超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか? それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか? 切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。
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こんな人にオススメ!
複雑な恋愛が絡んだミステリー小説が好きな人!
読書感想文
この物語では
人間関係の複雑さや、大切な人を守るためにどこまで行けるのか?
を、描いた魅力的なミステリーであると感じました。
また、異なるキャラクターの視点から語られる構成が、これぞ湊かなえの真骨頂と言えるような展開の付け方も印象的で、すらすらと読んでしまいました。
各キャラクターの背景が豊かで、彼らの行動に深みが出ており、犠牲や愛のあるいはネガティブな側面について考えさせられるものでした!!
見どころ
登場人物は全てイニシャルがNであり、各キャラクターが、自己犠牲をすることで成立するストーリーだと感じました。
これはタイトルの通りであり、終盤にかけてこれらのキャラクターの関係性がはっきりとしていく中で、各々がNのためにどういった選択をするのかというところに注目すると更に面白く読んでいただけると感じました!
豆の上で眠る
あらすじ
小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。(解説・宇田川拓也)
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こんな人にオススメ!
家族とは何か?と考えたことのある人!
読書感想文
姉妹の中にある過去のある時点で、突然人が変わったように感じた原因について探る過程を物語にしています。
主人公の姉は本当に小さかった時のあの姉なのか?
明らかに違うような気もするし、周りはそんなはずがないという中、ストーリーが進むにつれて衝撃的な事実が語られてます。ミステリー小説としての筋が素晴らしく、主人公が感じる違和感の正体を解き明かしていく様子が印象的でした。
見どころ
ストーリーの中の副題として筆者は、
そもそも家族とは何であるのか?
ということについて述べていると感じました。
それが、血のつながりがあることなのか、同じ時間を過ごしたということなのか、それ以外に何か決定的なことがあるのか?という視点を持ちながらこの小説を読むとき、きっと何倍も面白く感じられるのではないかと思いました。
物語が進むにつれて発覚する、姉の印象が変わった物理的な原因と、ある種の感情的なこういったことのすり合わせを皆さんの中でしてみてほしいと思いました!!
最後に
さて、いかがでしたでしょうか?
湊かなえさんは冒頭にも書いた通り、私の大好きな作家さんのひとりであり、その作風の傾向として、多くの視点から一つの物事を描き、その物語の進行に応じて、家族や恋人などに向ける愛や憎悪などについて、丁寧な考察がされているような印象があります。
僭越ですが、どれかひとつでも気になった作品があれば嬉しいなと思います!
気になったものがあればぜひ読んでみて下さいね!
好きな作家さんの小説3選の記事はほかにもあるので、よろしくおねがいします!!https://pedenodailyblog.com/年間200冊以上読む私がおすすめする、辻村深月の/
ということで本日は以上です。
さようなら〜。
最後に私事で恐縮なご報告なのですが、この度、Googleさんのアドセンス広告の審査に合格させていただきました!!
ブログを始めてから広告審査に合格することを目標に頑張ってきましたのでとても嬉しいです!
これもひとえにブログを見て下さる皆さんのお陰です!いつも本当にありがとうございます!
これからも、ゆるりと続けていきたいと考えているので引き続き応援よろしくお願いします!!
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