こんにちは〜!!
本日をブログをご覧まして、ありがとうございます。
先輩!
薬学部5回生に行われる薬局実習が、どんな物なのか知りたいです!
分かりました!
では本日は、薬局実習について私の感じたことやアドバイスも交えながら、まとめてみたいと思います!
この記事は、薬学部5回生で行われる薬局実習について、まとめた記事になります。
主に薬学部4回生やそれ以下の方、薬学部への進学を検討している方におすすめの記事になります!
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はじめに〜薬局実習って何?〜
先輩!
薬局実習って何か改めて、簡潔に教えてください!
分かりました。
薬局実習とは、薬学部の5回生が実際の薬局で行う11週間の実務訓練です。
11週か〜。2ヶ月半くらいのイメージだね。
イメージとしては、街の薬局の中で見習いの薬剤師として、アルバイト(もちろんバイト代は出ません。)として、雇ってもらうようなイメージになります。
具体的には、実際に患者さんが持ってきた処方箋から薬の調剤を行なったり、薬局内にある様々な薬の管理をおこなったり、また薬局を出て、地域の中の医療者として学校や幼稚園などに行って、水質検査や給食検査などを行なったりします!
薬局の中以外の仕事も体験できるんだね!
こうした内容の業務を、11週間かけて、各々が学校から振り分けられた薬局で、1人または2人で行います。
薬学生は最大で2人なんだね!
どこの薬局に行くかは、最終的に学校と相談して、学校が割り振ることも覚えておこう!
大学が地元と離れており、地元で実習を行いたい人や、卒業後は地元に就職したい方などは、事前に学校に申し出ることで、地元の薬局に振り分けてもらうことも可能ですので、一度、学校側と相談してみましょう!!
実習期間とスケジュール
実習期間のスケジュールを教えてください!
これは各薬局によって、多少の変更があると思いますが、大体このようなイメージです!
第1週目: オリエンテーションと薬局の紹介
- 実習の目的やスケジュールの説明
- 薬局内の各部門の紹介
第2〜4週目: 基本業務の習得
- 調剤業務の基本
- 処方箋の読み方と薬の準備
- 患者への服薬指導の基礎
第5〜7週目: 応用業務と実践
- 在宅医療のサポート
- 薬歴管理と患者情報の取り扱い
- 医薬品の在庫管理と発注
第8〜10週目: 専門業務とケーススタディ
- 特定の疾患に対する薬物療法の学習
- 薬剤師としての倫理と法規
- ケーススタディを通じた実践的な学習
第11週目: 振り返りと評価
- 実習の総括と自己評価
- 指導薬剤師からのフィードバック
- 今後の課題と目標設定
ところで、11週間の実習自体は、何月に行われるのですか?
実習期間はだいたいこのように分けられます!
実習期間
第1期: 2月中旬から5月初旬
第2期: 5月中旬から8月初旬
第3期: 8月中旬から11月初旬
第4期: 11月中旬から2月初旬
このように、実習は年間を通じて4つの期に分かれており、学生はそのうちの2期を連続して実習することが一般的です。
例えば、第1期に薬局実習を行った場合、第2期に病院実習を行うってことだね!
病院実習についての記事もあるので、参考にしてね!!
実習内容
1日の流れを教えてください!
分かりました!
まず、薬局実習は基本的にら9時から17時まで、お昼休みを1時間挟んで行われます。
私が実習させて頂いた薬局での、大体のタイムスケジュールとしては、こんな感じでした!!
9時 薬局内の清掃
9時半〜12時 処方箋の調剤業務(ピッキング、一包化調剤、薬局間の分譲、患者への投薬、薬の仕入れ、廃棄etc…)
12時〜13時 昼休憩
13時〜16時 処方箋の調剤業務(ピッキング、一包化調剤、薬局間の分譲、患者への投薬、薬の仕入れ、廃棄etc…)プラス在宅医療(薬を患者の家や介護施設などに届けるなど)や日によって、学校薬剤師としての業務を行いました。
16時〜17時 日誌を書く時間
日誌ってなんですか?
日誌とは実習期間中、毎日大学へ今日学んだことを、レポートのような形で、オンライン上で書いて、提出するものになります。
どんな感じで書けばいいの?
特に実習が始まってすぐの頃は、『本日のレポート内容』というフリースペース欄で、書き方に迷うと思います。
私は、あらかじめテンプレを作っておいて、これに則って書くようにしていました!
よければ使ってくださいね!
日誌 テンプレ
・日付
例)9月31日月曜日
・レポート
例)午前中は患者さんへの服薬指導を行いました。またその際に、患者さんに出ていた〜という薬について、指導薬剤師の先生に教えて頂きました。
午後からは幼稚園で学校薬剤師の業務として、水質調査を行いました。
・今回学んだこと
午前中の患者さんに出ていた〜という薬の処方について調べ、またその意図を考察しました。
(以下、続く)
・昨日の内容の振り返り
昨日の患者さんへの投薬の際に、患者さんからの質問にうまく答えられなかったので、〜という薬の副作用について改めて勉強しました。
(以下、続く)
なるほど!
こんな感じで書けばいいんだね!!
実施内容、学んだこと、感じたこと、反省点を書くと書きやすいと思います!
実習前に知りたかったこと
実際に実習を行った感じた、苦労したことなどを教えて!
大きく、いくつかにまとめました。
実務上
知識の不足:
- 特に薬の相互作用や副作用についての知識が不十分であることを痛感した。
- 今後はさらに勉強を重ね、知識を深める必要性を感じた。
時間管理の難しさ:
- 多岐にわたる業務を限られた時間内で効率よくこなすことの難しさを感じた。
- 時間管理のスキルを向上させるための工夫が必要だと思った。
あると便利なもの
7個挙げておきます!
・薬辞典
学校から配られている、治療薬についての辞典を持っていっておくと、知らない薬をすぐに調べられます!
・ポケットサイズのメモ帳
メモが生命線です!
・3色以上のボールペン
メモするときや、患者さんに薬の説明をするときにも重宝します!
・小さいハサミ
薬のシートを切るときに頻繁に使います!これは絶対いります!
・輪ゴム
同じ薬を束ねるときに使います。薬局に置いているとは思いますが、白衣のポケットに入れておくと、いちいち移動がなくて良いので便利!
・持ち運びの手指消毒
患者さんに対応する前後のタイミングで感染症などを広げないようにしましょう!
・長時間履いても疲れない靴
基本的に実習は立ちっぱなしなので、足がかなりしんどいです!
実習を通しての感想
薬局実習は、大学で学んだ知識を実際の現場で応用する絶好の機会でした。
多岐にわたる業務を経験し、皆さんも吸収できるだけのことを、せっかくなので学んで下さいね!
薬局での実習は、学ぶ姿勢をどれだけ保てるかどうかで、成長速度が格段に変わると思います!
将来の自分を想像しながら、向上心を持って、取り組みましょう!
今回のブログは以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
病院実習についてまとめた記事もあるので、よろしくお願いします!
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