こんにちは〜。
本日もブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!!
さて、本日はリポビタンDや、パブロンなどの誰もが聞いたことのある製品でお馴染みの日本の大手製薬企業の『大正製薬』の企業研究をしていく記事になります!!
『鷲のマークの大正製薬です。』というフレーズがCMでよく使われているのが印象的です!!
楽しみ〜!!
それでは早速参りましょう!!
この記事は、現在、就職活動を行なっている就活生の方々や、大正製薬についてさらに詳しく知りたい人に向けた記事になります。
長めの記事になりますので、目次なども活用してくださいね。
イントロダクション
まずは企業の概要をおさらいしましょう!
企業概要
- 社名: 大正製薬株式会社 (Taisho Pharmaceutical Co., Ltd.)
- 創業: 1912年(大正元年)10月12日
- 設立: 1928年(昭和3年)5月5日
- 資本金: 29,804百万円(2024年3月期現在)
- 売上高:
- 単体: 196,652百万円
- 連結: 280,000百万円(2024年3月期現在)
- 従業員数:
- 単体: 3,418名
- 連結: 6,000名(2024年3月期現在)
- 上場証券取引所: 株式会社東京証券取引所(プライム市場)
- 主な事業内容: 医薬品、健康関連商品の製造販売
なるほど。大正製薬というだけあって、創業は大正元年の1912年なのですね!
100年以上の長い歴史を持っている企業であることがわかります!!
事業内容
大正製薬といえば、リポビタンDのイメージが強いですが、他にも多くの製品を展開しています。
例えば、風邪薬の『パブロン』や発毛剤の『リアップ』、胃腸薬の『ナロンエース』などがあります。
さらに、スキンケア商品として『アクアモイスト』や『コラージュ』、健康食品の『リポビタンゼリー』なども取り扱っています。これらの商品は、テレビCMや店頭でよく見かけることが多いですね。
どれも聞いたことのある商品ばかりで驚きです!
- リポビタンD: エナジードリンクの代表格で、疲労回復や栄養補給に効果があります。
- パブロン: 風邪薬として広く知られており、様々な症状に対応するラインナップがあります。
- リアップ: 日本初の発毛剤として、薄毛に悩む多くの人々に支持されています。
- ナロンエース: 頭痛や生理痛に効果的な鎮痛薬です。
スキンケア商品
大正製薬はスキンケア商品にも力を入れています。
健康食品
健康食品も大正製薬の重要な事業の一つです。
- リポビタンゼリー: エナジードリンクのゼリー版で、手軽に栄養補給ができます。
ちなみにですが、OTC医薬品ってなんでしょうか?
OTC医薬品(Over The Counter)は、医師の処方箋なしで購入できる一般用医薬品のことです。薬局やドラッグストアで購入でき、軽度な症状の緩和や日常的な健康管理に利用されます。
特徴としては、 薬局やドラッグストアで薬剤師や登録販売者のアドバイスを受けながら購入可能であることが特に大切です!!
なるほど!
- 医療用医薬品: 医師の診断と処方が必要。
- OTC医薬品: 自己判断で購入・使用可能。
ってことですね!!
OTC医薬品はセルフメディケーションの一環として便利ですが、使用時には用法・用量を守り、必要に応じて医師や薬剤師に相談することが重要であることも忘れないように!!
歴史と沿革
大正製薬は1912年に創業し、以来多くの革新と成長を遂げてきました。
ここからは大きく4つのセクション岩けてその変遷を追っていきたいと思います!!
創業から戦後まで(1912年~1960年)
- 1912年: 大正元年に「大正製薬所」として創業。
- 1927年: 鎮咳去痰薬「パブロン」を発売。
- 1928年: 商号を「株式会社大正製薬所」として設立。
- 1948年: 商号を「大正製薬株式会社」に改称。
- 1953年: 乗物酔薬「センパア」や皮膚病薬「ダマリン」を発売。
- 1960年: 鎮痛剤「ナロン」を発売。
『パブロン』って100年も前からあるんですね!すごい!
高度経済成長期(1961年~1981年)
- 1962年: ドリンク剤「リポビタンD」を発売し、大ヒット。
- 1963年: 東京証券取引所市場第2部に上場し、翌年には第1部に指定。
- 1978年: 胃腸薬「大正漢方胃腸薬」を発売。
きましたね!大本命の『リポビタンD』ですね!
国際化と総合化(1982年~2001年)
- 1983年: 合弁会社「大正サノフィ製薬株式会社」を設立。
- 1985年: 財団法人「上原記念生命科学財団」を設立。
- 1991年: 抗生物質「クラリス」を発売。
- 1999年: 日本初の発毛剤「リアップ」を発売。
え!抗生物質の『クラリス』って、大正製薬だったんですか!
これ本当によく聞くんですよね〜!毎食『クラリス』でもいいくらいです!
はいはい。調子に乗りすぎないでくださいね。
21世紀の挑戦(2002年~現在)
- 2002年: 富山化学工業と資本及び業務提携を発表。
- 2008年: ビオフェルミン製薬の株式を取得し、連結子会社化。
- 2011年: 富士フイルム、大正製薬、富山化学による戦略的資本・業務提携を基本合意。
- 2020年: 新型コロナウイルス感染症対策として、消毒液やマスクの供給を強化。
研究開発とイノベーション
大正製薬は、研究開発にも力を入れており、常に新しい医薬品や健康関連商品の開発を行っています。
- 新薬の開発
大正製薬は、次世代抗体VHHを中心に新薬の開発に力を入れています。
VHHはラクダ科動物特有の重鎖抗体の一部で、従来の抗体よりも小さく、体内の特定の疾患部位にアクセスしやすい特徴があります。この技術を活用して、関節リウマチ治療薬「ナノゾラ」などの新薬を開発しています。
また、先端技術の活用や外部研究機関との連携を強化し、独自性の高い新薬の研究開発を進めています。
最近では、特に次世代抗体VHHを活用した創薬研究に注力しており、早期の承認取得を目指しています。
・糖尿病
大正製薬は、2型糖尿病治療薬「ルセフィ」を開発し、2014年に発売しました。
この薬は、選択的SGLT2阻害剤で、血糖値を下げる効果があります。
最近では、「ルセフィ ODフィルム」という口腔内崩壊フィルム剤も承認されました。
・がん
がん治療においては、分子標的薬剤の開発に注力しています。
特に、自己免疫疾患や難治性疾患のメカニズムをターゲットにした新しい薬剤の発見に取り組んでいます。
これにより、従来の治療法では効果が限定的だった患者に新たな選択肢を提供することを目指しています。
- バイオ医薬品
バイオテクノロジーを活用した医薬品の開発にも取り組んでいます。
特に注目されているのは、次世代抗体であるナノボディを活用した製剤です。
・ナノボディ製剤
先ほども出ましたが、『ナノゾラ』こと『オゾラリズマブ』 これは抗TNFαナノボディ製剤で、関節リウマチの治療に使用されます。オゾラリズマブは、従来の抗体よりも小さく、体内の特定の疾患部位にアクセスしやすい特徴があります。この製剤は、月に一度の投与で効果を発揮し、患者さんにとって負担が少ない治療法となっています。
・その他のバイオ医薬品
大正製薬は、他にも様々なバイオ医薬品の開発を進めています。
これには、がんや自己免疫疾患などの難治性疾患に対する治療薬が含まれます。
これらの薬剤は、分子標的薬として高い特異性を持ち、副作用が少ないことが期待されています。
- 国際的な展開
大正製薬は、海外展開に積極的に取り組んでおり、特に東南アジアと欧州市場に注力しています。
・東南アジア
- タイ: 大正製薬タイランド株式会社がOTC医薬品の販売を行っています。
- ベトナム: ハウザン製薬株式会社がOTC医薬品の製造・販売を担当しています。
- インドネシア: 大正製薬インドネシア株式会社がOTC医薬品の製造・販売を行っています。
- シンガポール: シンガポール大正製薬株式会社がアセアン地域のOTC医薬品事業を統括しています。
- マレーシア: ホウ製薬ホールディングス株式会社が医薬品事業を展開しています。
・欧州
- フランス: UPSA SASがOTC医薬品及び医療用医薬品の開発・製造・販売を行っています。
・その他の地域
- 中国: 上海大正力保健有限公司がドリンク剤の製造・販売を行っています。
- 米国: 大正R&D USA株式会社が医療用医薬品の開発を担当しています。
社会貢献活動
大正製薬は、企業としての社会的責任(CSR)を重視し、様々な社会貢献活動を行っています。
- 上原記念生命科学財団: 生命科学分野の研究支援。
- 環境保護: 環境に配慮した製品開発や生産プロセスの改善。
- 地域社会への貢献: 地域イベントへの参加や寄付活動。
まとめ
では最後に、大正製薬が他社に比べて優れている点や、特徴についてまとめてみました!
1. セルフメディケーション事業の強み
大正製薬は、リポビタンDやパブロンなどのOTC(一般用医薬品)製品で広く知られています。これにより、消費者に直接アプローチできる強力なブランド力を持っています。
2. 次世代抗体技術の活用
大正製薬は、次世代抗体であるナノボディを活用した新薬開発に注力しています。これにより、従来の抗体よりも小さく、特定の疾患部位にアクセスしやすい製剤を開発しています。
3. グローバル展開
大正製薬は、東南アジアや欧州などの海外市場にも積極的に展開しています。現地のニーズに応じた製品を提供し、セルフメディケーションの浸透を図っています。
4. 社会貢献活動
大正製薬は、上原記念生命科学財団を通じた研究支援や、環境保護、地域社会への貢献など、CSR活動にも力を入れています。
5. 長い歴史と信頼
大正製薬は100年以上の歴史を持ち、その間に培った信頼と実績があります。これにより、消費者や医療関係者からの高い信頼を得ています
最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに!
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