こんにちは〜。
さて本日は、外資製薬大手企業である『アストラゼネカ』について企業研究を行っていきたいと思います!!
『アストラゼネカ』!!すごく有名な企業なので、流石に聞いたことはあるけど、ワクチン以外には確かに詳しく知らないです、、、
全然大丈夫です!
この記事を読み終わった頃には『アストラゼネカ』ってどんな企業なのかが丸っとわかるよになっていますよ!!
本当ですか!それはよかったです!!
この記事は外資系製薬大手企業『アストラゼネカ』について、学んでいく記事となります。
これから製薬業界への就職を考えている方や、就職活動に向けて企業研究をされている方などに特におすすめの記事になります!
今回の記事は少し長めの記事になっています!!
初めから読んでいただいてももちろん嬉しいですが、特にここだけ知りたいよー。という方は目次をつけますので、そちらなども活用していただきたいです!
それでは早速参りましょう!
はじめに
企業概要
企業概要
- 設立: アストラゼネカは1999年にイギリスのゼネカとスウェーデンのアストラが合併して設立されました。
- 本社所在地: イギリスのケンブリッジに本社を置いています。
- 事業内容: 医薬品の研究、開発、製造、販売を行うグローバルなバイオ・医薬品企業です。
- 日本法人: 大阪市北区のグランフロント大阪内に本社を置き、東京支社もあります。
- 重点領域: オンコロジー(がん治療)、循環器・腎臓・代謝疾患、呼吸器疾患、ワクチン・免疫療法など。
- 主要製品: タグリッソ(肺がん治療薬)シムビコート(喘息・COPD治療薬)イミフィンジ(肺がん、肝細胞がん、胆道がん治療薬)フォシーガ(糖尿病治療薬)リムパーザ(乳がん、卵巣がん、前立腺がん治療薬)ブリリンタ(抗血小板薬)ネキシウム(胃潰瘍、逆流性食道炎治療薬)クレストール(脂質異常症治療薬)パルミコート(気管支喘息治療薬)
- 日本国内業績:日本国内医療用医薬品売り上げ2位の4960億円
流石に大手の製薬企業なだけあって、有名な薬の名前がずらりと並んでいますね!
薬学部の方や医療系の現場での経験がある方がでは馴染みの薬ばかりです!!
その通りですね!
アストラゼネカでは特に重点領域として、オンコロジー領域やワクチン、免疫疾患、循環器などに強みを持った企業のため、自ずとこの辺りの薬で有名なものが多くなっています。
また、アストラゼネカの特徴として、新薬開発のプロジェクトが競合他社に比べても多いことが挙げられます。具体的には、現在日本で進行中の開発プロジェクト数が95、また第3相試験以降のものは59とかなり多いことがわかります!
かなり新薬開発に力を入れていることがわかりますね!!
新しいことが好きな会社なことがよくわかります!!
また2030年までに20個の新薬開発を目標にされていたり、ニーズに応える様子が印象的です!
さらに、アストラゼネカの新薬開発では、新薬モダリティの高い製品が多いことからも、創薬力の高さを感じますね!!
企業の歴史
企業の歴史
それでは続いて、『アストラゼネカ』の歴史について学んでいきましょう!!
- 1913年: スウェーデンにて前身となるアストラが設立されました。アストラは、1927年から1957年までCEOを務めたBorje Gabrielssonのもとで大手製薬会社に成長し、1948年にはスウェーデン国内市場にペニシリンおよび麻酔薬を導入しました。
- 1993年: イギリスの大手化学会社ICIから医薬品部門が分離し、ゼネカ(Zeneca Group plc)が設立されました。
- 1999年: アストラとゼネカが合併し、アストラゼネカが誕生しました。この合併により、グローバルな医薬品企業としての地位を確立しました。
『アストラ』と『ゼネカ』が合わさって『アストラゼネカ』ですね!!
- 2000年: 日本においてもアストラジャパンとゼネカが合併し、アストラゼネカ株式会社が発足しました。
- 2020年: アメリカにおける株式上場先をニューヨーク証券取引所からNASDAQに変更しました。
- 2021年: 希少疾患領域に強みを持つアメリカのアレクシオン・ファーマシューティカルズの買収を完了し、子会社化しました。
- 2020年: オックスフォード大学と共同で新型コロナウイルスワクチンの開発に参画し、10億回分のワクチン製造能力を整えました。
アストラゼネカのコロナワクチンには、私もたいへんお世話になりました!!
未曾有の出来事の中でワクチン開発を迅速に行っていた様子がとても印象的です!!
これもアストラゼネカが持つ、新薬開発にかける思いが反映されたものであることがわかります。
このように、アストラゼネカは長い歴史の中で多くの重要な出来事を経て、現在のグローバルな医薬品企業としての地位を築いてきました。
企業概要
それでは続いて、製薬企業の要ともいえる研究開発について見ていきたいと思います。
研究開発
アストラゼネカは、革新的な医薬品の研究開発に注力しており、以下のような特徴があります。
研究開発拠点
- ケンブリッジ(英国): ケンブリッジ・バイオメディカル・キャンパスに位置し、オープンで活気に満ちた環境で研究が行われています。
- ヨーテボリ(スウェーデン): 世界中から研究者が集まり、学術界や産業界との協力が進められています。
- ゲイザースバーグ(アメリカ):3,000人を超える専門家が働き、サイエンスの限界に挑戦する現代的で活気にあふれたキャンパスです。
研究開発パイプライン
- オンコロジー(腫瘍・がん): 新規有効成分を含む多くの開発プロジェクトが進行中です。
- 循環器・代謝疾患: 心血管疾患や糖尿病などの治療薬の開発に注力しています。
- 呼吸器・免疫疾患: 喘息やCOPDなどの呼吸器疾患、自己免疫疾患の治療薬を開発しています。
- ワクチン・免疫療法: 新型コロナウイルスワクチンの開発など、ワクチンや免疫療法の研究も行っています。
アストラゼネカでの主要疾患はこの4種類になります!
研究開発のアプローチ
- オープンイノベーション: アストラゼネカは、外部の研究機関や企業との協力を重視し、オープンイノベーションを推進しています。
i2,jpというプログラムで、このようなオープンイノベーションが行われています!!
- サイエンスの限界に挑戦: 常に最新の科学技術を取り入れ、革新的な治療法の開発に取り組んでいます。
- 患者中心のアプローチ: 患者のニーズに応えるため、治療効果の高い医薬品の開発を目指しています。
このように、アストラゼネカは多岐にわたる領域で研究開発を進めており、革新的な医薬品の提供を目指しています!!
企業戦略
続いて、企業の戦略を見ていきましょう!!
成長戦略
アストラゼネカの成長戦略は、特にオンコロジー(がん治療)領域の強化と新薬開発への積極的な投資に焦点を当てています。
- オンコロジー領域の強化: アストラゼネカは、がん治療薬の開発に注力しており、特に免疫療法やターゲット療法に力を入れています。これにより、がん治療の新しい選択肢を提供し、患者の生存率を向上させることを目指しています。
- 新薬開発への投資: 年間数十億ドル規模の研究開発投資を行い、革新的な治療法の開発を推進しています。これにより、アストラゼネカは新薬のパイプラインを強化し、将来的な成長を確保しています。
アストラゼネカは様々な作用機序のオンコロジー領域の薬を持っているため。これらを組み合わせて治療を行う、昨今のガン治療に対しての親和性が高いと言えますね!!
競争優位性
- 新薬開発力: アストラゼネカは、革新的な新薬の開発において強力な実績を持っています。特にオンコロジー領域では、多くの有望な治療薬を開発しており、これが競合他社との差別化ポイントとなっています。
- グローバルネットワーク: 世界中に広がる研究開発拠点と販売ネットワークを持ち、迅速に市場に新薬を投入できる体制を整えています。これにより、グローバルな市場での競争力を維持しています。
国際企業として、特にオンコロジーが得意なアストラゼネカではこの分野で競合他社との差別化を図っているのですね!!
5. 強み
アストラぜ中の強みを教えてください!
強み
ここは繰り返しになってしまいますが、、、、
- 新薬開発力: アストラゼネカは、革新的な新薬の開発において強力な実績を持っています。特にオンコロジー領域では、多くの有望な治療薬を開発しており、これが競合他社との差別化ポイントとなっています。
- グローバルネットワーク: 世界中に広がる研究開発拠点と販売ネットワークを持ち、迅速に市場に新薬を投入できる体制を整えています。これにより、グローバルな市場での競争力を維持しています。
環境問題への取り組み
アストラゼネカでは環境問題にも取り組んでいます。
- 温室効果ガスの削減:2030年までにバリューチェーン全体で50%削減を目指しています。
- 再生可能エネルギーの利用:全拠点で再生可能エネルギーを使用し、RE100を達成。
- 電気自動車の導入:営業車両を電気自動車に転換し、2025年までにEV100を達成予定。
- 自然保護活動:地域の竹林整備や植栽活動に参加。
環境に対しても配慮されていることがよくわかりますね!!
まとめ
さて本日の記事は以上になります。
アストラゼネカは新薬開発にも力を入れており、革新的な医薬品の研究と開発を通じて、患者の生活の質を向上させることを目指しています。これにより、医療の進歩とともに、より多くの人々に健康と希望を提供しています。
今後もアストラゼネカの取り組みに注目し、私たち自身も環境保護に貢献できる方法を考えていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!
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