こんにちは〜。
高山一実さん結婚おめでとうございます!
ということで、もうすっかり夏の気温ですね。
真冬の寒さがとても苦手なので今年もなんとか冬を生き延びることができてとても嬉しく思います。
今日は高山一美さんのトラペジウムという小説を読んだ感想文になります。
高山一実さんのトラペジウムを読みました~。(読書感想文レビュー)
はじめに
例の通り、本編のネタバレを一部含んでしまうので楽しみにされている方はあらかじめご了承くださいね。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、高山一実さんは今は卒業されてしまいましたが。乃木坂46さんという大きなアイドルグループで活動されていた方です。今はタレントとして活躍さえているのですが、この小説は彼女が現役のアイドル時代に書かれた小説になります。
このトラペジウムという小説は主人公の東という女子高生が、地元に4つある高校から自身を含めた4人を各高校から集めてきてアイドルを目指すというお話になるのですが、この内容をあ現役のアイドルが描くということにすごく魅力があるなと思いました。
ところで私自身学生時代に乃木坂が大好きででした。笑
当時の推しメンは今回トラペジウムを書かれた高山さんこと、かずみんでした。
ライブに行った時に手を振ってくれたのですが、、あれは絶対私に向けたものでした。笑
主題
この話はごく普通の女子高生の東が仲間の3人と一緒にアイドルを目指し、アイドルとして活動をして、そしてその活動の中で変化していく4人の姿を魅力的に描いているのですが、おそらく東は高山さん本人を重ね合わせているような気がしました、それゆえに、全体的に内容が生々しいです。笑
歌番組の収録の際に口パク用のマイクが渡されるシーンを描いていること自体はどこかで見覚えがあるのですが、さらにそのことに対して主人公ら4人が番組サイドに、アイドルは歌とダンスでお客さんを笑顔にすることが仕事であると言うと、番組サイドに煙たい顔をされるということなどが赤裸々に書かれておりこれはまさに画面の中にいる側の人間が描いている文章だなという魅力が詰まっていました。
高山さんはアイドル現役時代はグループの中で優しいキャラの方で、私自身、学生自身はそんな彼女を妄信的に推していたので、各シーンに対応する東の心情描写には初め衝撃がありましたが、そういったものを包み隠した笑顔をお客さんにフ振りまくことがアイドル業というものの魅力の何割かを占めているのかもしれません。
含みのある笑顔に目を惹かれるのかもしれません。笑
印象的だったところ
一番印象的だったのは、アイドル活動をしている中で4人のうちの一人に、彼氏がいることがスキャンダルとしてバレてしまいそれをきっかけにアイドルを辞めてしまうというくだりがあるのですが、これは現実のアイドルでも本当によく見かけます。
そもそもアイドルをするくらいには顔の可愛い若い女の子に彼氏がいたらスキャンダルになるということ自体、なんだかんだ男性社会になってしまっている現代においてははかなり破綻しているとは思うのですが、この彼氏バレする一連の件をもって、アイドル業やタレント業を卒業する軌道に乗ってしまう人と、逆に吹っ切れてタレントとして一回り大きくなる人の2パターンがあるのだろうと思います。
考察
もちろん一概にアイドルを卒業することがその人の個人の人生を考えた時に必ずしも不幸だとは思いませんが、タレントとして成功することを一つの成功と考えるならば、自身のファンに、アイドルが恋愛をするのは悪いことである、というわけのわからない理屈を考えさせるという事が大切で、それはアイドル自身の人間力によるところが大きいと思います。
アイドルだって人間だから恋愛くらいするよということが言われますが、人間であるスタンスをとるならばそれに伴った人間力で、自身のファンを納得させることは大切であると考えます。
まとめ
少し話はそれましたが、現役アイドルが書いたアイドルをテーマにした小説はすごく面白かったです。よろしければ、ぜひ読んでみてくださいね。
本日は以上です。
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でわでわ。
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